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2015년 5월 7일 (목) 21:33 판

SSPが備えるゴーストなどの開発者向け機能の案内+ちょっとした手引きです。

ゴーストたちと戯れていたら自分も作ってみたくなってしまったあなたへ。
もしくは、端からマスコットアプリを作るつもりでSSPを導入された方へ。
あるいはゴーストよりも、バルーンやシェルといったコンテンツの製作に興味がある方にも、有益な情報があるはずです。

といっても、残念ながらSSPのヘルプだけでは何の作り方もほとんど解りません。
今お読みのこれは、あくまでSSPの機能を解説するための文章なのです。
しかし足掛りにはなるべく+αとして「<a href="dev-links.html">リンク集</a>」や「<a href="dev-faq.html">よくある質問</a>」を準備したので、是非それらを入り口にあちこち訪ねてみてください。

最初にやるべきこと

本体設定の「<a href="config-ippan.html">一般</a>」から、「開発者用機能を有効にする」をONにします。
初回のONの時は何やらダイアログが出るかもしれませんが、適当に先へ進んでください。

すると「<a href="config-dev.html">開発/その他</a>」の設定が開放される他、右クリックメニューの「機能」にいくつかの項目が追加されます。
また、<a href="config-eachghost.html">ゴーストごとの設定</a>およびその<a href="config-ghost2.html">標準設定</a>にも設定項目の追加があります。

設定の調整

開発中は、以下のような設定をお勧めしています。

本体設定 - <a href="config-ghost.html">ゴースト(1)</a>

  • 更新のチェック方法
厳格(SSPの標準設定)

本体設定 - <a href="config-dev.html">開発/その他</a>

  • ディレクトリをドロップした際に更新ファイルやNARを作成
ON
更新用ファイルおよびnarの作成が簡単に出来るようになります。
  • 読み取り専用属性ファイルは更新対象にしない
ON
不要なファイルを更新に含めないための予防措置です。
  • サーフィスが存在しない時に非表示とする
ON
通常、スクリプト中で未定義のサーフィスを指定した場合、ゴーストはデフォルトの表情(例えば\0側ならsurface0)を表示します。
しかしこれだとサーフィスの指定ミスがあった場合に分かり難い事があるので、この設定をONにしてサーフィスを完全に消してしまうようにすると、ミスに気付きやすくなります。
  • Vanish(アンインストール)実行を抑制
ON
開発中のゴーストを誤って消してしまうような事故の防止のためです。
アンインストール時の動作をテストしたいような場合にのみ解除してもよいかもしれません。
  • ○○レベル以上のエラー発生を通知
NOTICE
NOTICEレベルの通知も、記述ミスの可能性を知る手がかりになることがあります。
  • 利用可能な場合は更新にバージョン管理ツールを使う
ON
バージョン管理ツールの活用は、深刻なトラブル時の復旧に役立ちます。
  • 例外ハンドラを使う
OFF
同設定は、メモリへのアクセス違反が起きるような大きなエラーの際に、SSPが動作停止してゴーストが予期せぬ終了をする事を回避します。
これはユーザにとっては有益ですが、開発者にとってはエラーの兆候を見逃す原因になります。

本体設定 - <a href="config-folder.html">フォルダ</a>

開発中ゴースト専用のフォルダを作り、開発中のゴーストや開発の補助用の機能を備えたゴーストなどをまとめておくと便利です。
その上でそのフォルダについては、フォルダ個別設定の全てのチェックボックスをオンにしておくとよいでしょう。
テスト中に起こると面倒が起きる可能性のある色々なイベントを防いでくれます。
同様の設定は、後述の開発用パレットで個別のゴーストについても可能ですが、うっかりの防止に役立ちます。
もちろん、インストールされているゴーストが多い場合の検索性向上の利点もあります。

開発者用機能の説明

<img src="image/dev/0.png" usemap="#functions" width="350" height="350" alt="開発者モードでの機能サブメニュー" /> <map name="functions" id="functions"> <area shape="rect" coords="4,66,350,81" href="#menuitem1" alt="1,スクリプトログ" /> <area shape="rect" coords="4,230,350,245" href="#menuitem2" alt="2,制限モード強制解除" /> <area shape="rect" coords="4,333,350,348" href="#menuitem3" alt="3,開発用パレット" /> </map>

1,スクリプトログ

SSPが受け取り、実行したスクリプトの履歴を表示し、再度喋らせたりコピーするなどの操作が出来ます。
また、エラー通知の履歴であるエラーログへ切り替えることも可能です。
⇒<a href="dev-scriptlog.html">詳細ページ</a>

2,制限モード強制解除

パッシブモード、インダクションモードなどの、一部操作を制限するモードを強制的に終了します(モードは本来ゴースト側からさくらスクリプトによる制御で開始・終了されます)。
これらのモードは適切なタイミングで解除されなければ、実質的な操作不能状態に陥る可能性があるため、そのような状況で利用できます。
一方で、本来これらのモードであるべき場面でモードが終了している事によって、想定外の操作・挙動が発生し、更なる不具合が引き起こされる可能性にも注意しなければなりません。
従ってこの機能は、ユーザ側での緊急措置として常用されるものというよりは、あくまで開発中に、モード終了が正常に行われないような不具合を確認・修正する過程で活用されるべきでしょう。

3,開発用パレット

開発時に非常に便利な、設定のスイッチやツール群をコントロールするためのウィンドウを開きます。
⇒<a href="dev-palette.html">詳細ページ</a>

開発リンク集

製作・開発に役立つサイトやアイテムいろいろです。
⇒<a href="dev-links.html">開発リンク集</a>

開発よくある質問

開発の初歩の質問や、不具合への対応の仕方など。
⇒<a href="dev-faq.html">開発よくある質問</a>



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